南半球(特に温帯・寒帯)に住む動物であるペンギンについて、北半球のヨーロッパや東アジアでは近世以前には知られていない。
日本の場合、幕末期に蘭書で知られたが、蘭学者の一部しか知り得なかった。それゆえ、ペンギンについて、ニワトリ・ハトのような家禽や、ツバメ・カラス・スズメなど身近な野鳥、あるいはハクチョウのような気高い野鳥のような俗信などはなく、紋章などにも用いられなかった。
北半球でのペンギン文化は、20世紀以降のもので、前述の動物園・水族館飼育や、後述するキャラクターによって作られたところが大きい。